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Posted by ミリタリーブログ at

2020年11月27日

話題のアレ 過去の記事を掘り返す



※このエアガンは今は僕の手元にはありません。もう手放してしまいました。

某ショップが国内団体承認済みを謳って炭酸ガスブローバックで出すMP5…ツイッターなどでもフォロワーさんが興味持っていたりとなにかと話題だけど…
個人的には…

やめておいた方が…と思えるテッポウでした。
まあ、もしかしたら改良されているかもしれませんので、期待も込めて辛辣に書こうと思います。

というかぜひ改良してください。以前と同じモノだったら買った人がカワイソウですよ!!!!

ひとまず過去の記事を纏めておきましょう。今回販売のラインナップにはクルツは無いですがフルサイズの出荷が落ち着いたら出すんじゃないですか?レシーバーが違うので海の向こうの生産上の理由で同時には出てこないだけだと思います。
中身はほとんど同じです。

外観レビュー編
バレル・チャンバー分解編
トリガーASSY分解編
難航編
ボルト分解編(最終回)

だいたいバラし方もわかると思います。

このMP5のいいとこ悪いとこ上げていきましょうか。

いいところ
・スチールプレスレシーバの質感、重量感
・落ち着いた仕上がりの樹脂部品
・高い剛性感
・キレの良いブローバック

わるいところ
・飛ばない
・壊れる
・当たらない
・壊れる
・調整難しい
・壊れる
・リアルさのかけらも無い内部構造
・壊れる
・リコイル殆ど無い(次世代M4の方がキックあるレベル)
・設計の欠陥による不調、破損多数

詳細解説します。

外観は良いです。意外なことにスチールプレスのレシーバーのMP5って結構少ないように思います。ほかはVFCくらいですかね?
初めて持つとその重さにびっくりすると思います。ずっしりしています。
ちなみに以前の販売分はクルツ系レシーバのみリアサイトが若干傾いて溶接されていました。僕は気にしていませんでしたが。
また、樹脂製のロアやハンドガードの仕上がりも非常にきめ細かいマットな仕上がりで小綺麗でした。マガジンの塗装が貧弱ですぐ剥がれる程度でしたが、結構好印象でした。
また、快調時の動作性は非常に高くバシッと素早いブローバックです。

燃費はCO2カートリッジ1本で2マガジン程度でしたが、2マガジン目はかなりしょぼしょぼになり、一応撃ててるって感じです。フルオートだと2マガジン持ちません。

さて、デメリットに入ってしまいます。

まず、飛ばない・当たらないです。
チャンバー周りの設計が不良です。ホップダイヤルが動きやすいので不安定です。あと、バレルの固定がイモネジなんで組み上げるとき失敗するとバレル凹みます。
更に海外製GBBにありがちなんですがノズル長が足りません。1~2.5mm程度不足するので超・つまずきHOPになり鬼HOPとションベン弾がランダムに出ます。

そして壊れます。すぐ壊れます。
ボルトキャリアの構造が不良なので脆弱な部位に強烈な力が掛かり、早ければ300発程度で破損が始まります。
また、柔らかい亜鉛合金(と思う)が多様されているので破損が始まると各部が猛烈に摩耗します。
最終的にボルトキャリアASSY交換しか道がなくなります。
また、ノズルがねじ込み式になっているので非常に緩みやすいです。緩むとチャンバー周りの調整がずれます。緩まないように強力なネジロックを使うとバラせなくなります。
ボルトキャリアの分解組み上げを数回すると摩耗が進みボルトがスタックするようになります。僕はそこで心が折れました。
あと、トリガー周りも亜鉛合金(多分)なので比較的早期にシア(ディスコネクタ)が破損すると予想できます。

破損や構造の不良が多く調整は非常に難航するでしょう。チャンバー周りも親切な作りではないので苦戦必死です。

そしてリアルじゃない内部構造。
モデルガンとして持つには不満な内部です。
というか内部的にはAR15系のガスブローバックガンです。
トリガーはAR15の構造を少しサイズアップした作りで、ボルトも非常にいびつな形状になっています。
リアル派の人はテイクダウンするとがっかりすると思います。
ガワはいいんだけどね。

リコイル無いのは別に気にしてなかったんですが、たしかにびっくりするくらいリコイルは無い。


まあ、そんな感じで非常に厳しいエアガンだったなと思います。
壊れるのは最悪いいとして、肝心の部品の入手性ですが…

時々手に入ります。張り切って販売している某エアガン屋は部品販売してくれています。でも壊れる部品はだいたい品切れ。
ブログに書けば心が折れた頃に入荷してくれるかもしれませんよ(笑)

無いよりはマシ。

ちなみに、全固体初速確認・調整済みと商品ページで謳っているのに箱出しで0.2g初速103m/s出た事も書いておきます。
クルツは初速高くなるんですもんね。

まあ、JA○G承認?だかで変わってるんですよね??????
そもそも改造防止措置が十分かも疑わしいですなあ!!
「危険な」炭酸GBB出してせっかく盛り上がっているCO2の機運を吹き飛ばすようなことにならないことを切に願います。

シール張って値段上げただけだったりしないといいけどね。  

Posted by くさったみかん at 00:42Comments(2)

2020年11月10日

エンハスドタクティカルロードベアリングベストを入手



TLBV後期型を入手しました。
タクティカルロードベアリングベストの略称でTLBVと呼ばれており、アメリカ軍で使用されたベストです。

一昔前はよく見かけたそうですが、自分は新参者なのであまり詳しくありません。
一般的にはマガジンポーチが斜めになっているものが後期型で縦になっているのが前期型のようです。



背面はこんな感じです。

このベストはLC装備の中のサスペンダーとマガジンポーチを統合したような感じになっています。
ベストのポーチはM16のマガジンを合計6本と手榴弾2発を収納でき、必要な弾薬をこのベストのみで携行出来ます。
下部のループにはピストルベルトを取り付け、ピストルベルトは従来どおりに水筒や、Eツールなどを取り付けるようです。

マガジンポーチがベルトから無くなる為ベルト部の装備に融通が効くようになります。



ショルダーパッドは従来のYサスペンダーよりクッションパッドが大型化し、より重量を分散させる作りになっています。
また、ショルダー部にループが複数取り付けられており肩に小型のポーチなどを取り付けやすくなっています。
写真では無線機のハンドセットを取り付けています。おそらくは、M1956装備よりショルダーパッドにポーチやカラビナをつける事が多かった為より便利に改良されたのだと思われます。

ウエストの調整は紐になっています。そのため後方や横から見た時、最近の装備には無い独特のシルエットになるのでかっこいいです。

背面部分もブットパックなどが取り付けやすいようにスライドキーパー(アリスクリップ)が通るループが用意されていたり、拡張性を意識した作りになっています。



マガジンポーチは2本、1本と斜めに配置されています。
結構タイトな作りで挿入にはコツが必要です。
ポーチが取り付けられているベースはメッシュになっています。


タグの写真です。05年度予算。ファステックスの製造年は2004年のようです。
比較的近年の製造です。ただこの後は急速にMOLLE装備へ移行していきます。
メディック用?なのかTLBVと同じ形状のMOLLEベストもあるようでLC系終焉期~MOLLE黎明期の装備は大変おもしろいです。

ひとまずは来週末のサバゲー用に装備をくんでみました。使用するのが楽しみです。  

Posted by くさったみかん at 22:02Comments(0)装備