2019年03月13日
M1967装備 マガジンポーチ
昨年の12月か11月ごろに比較的小さめなミリタリーイベントがあった際に安価で入手しました。
一応ベトナム装備ですが、あまり推奨される装備ではない為安く出回っているように思います。
M1967装備はM1956装備のコットン製からナイロン繊維に変更した画期的装備なのですが、ベトナム戦争中は部分的な配備しかされず、それも装備品一式の更新ではなく旧来のM1956装備も並行して使用していた為目立たぬ装備です。
かわいそうなことにベトナム戦争後はLC装備に変わっていく為非常に地味なイメージがあります。
調べてみる限り使用例は少なく、WEBサイトなどでは特殊部隊を中心に配備されたと記載があります。
ベトナム戦争の写真を探すと1969年ごろ以降は断片的にM1967装備を使用している例もあるみたいなので、比較的後期の装備を再現する際のアクセントになるかもしれませんね。
スタンプはこんな感じです。若干にじんでいますが一応読めます。
CASE,AMMUNITION,M16
20ROUND MAGAZINE
DSA 100-68-C-2778
8468-965-6780
表記の通りM16の20発マガジン用のポーチです。
M1956装備でのマガジンポーチは一般的には汎用小火器マガジンポーチとなっており(のちにM16専用も出ていますが)M16の20発マガジンには少し大きすぎるポーチでしたがこちらはちょうどいい大きさになっています。
当然ですが30発マガジンは入りません。
マガジンは4本収納出来ます。ぴったり目のサイズの為、マガジンを引き出しやすくするタブが縫い付けられています。
上の画像で収納しているマガジンはWEのGBB用です。
長さが短めの電動ガン用マガジンを収納すると下の画像左側のようになります。
全体的にややタイトの為マガジンを戻すのはやや手間が掛かります。
ちなみにM1956の汎用マガジンポーチにはM16マガジンは3本しか入りませんでした。
蓋を止めるクリップはプラスチック製です。扱いにくいわけではないですが、個人的にはM1956のマガジンポーチのフラップの方がより扱いやすく思います。
あと、M1956装備のマガジンポーチとは違い、箱の部分は特にインサートされていないので中身が入っていないとふにゃっと潰れます。
裏面はスライドキーパー(っていうんでしたっけ?)がありピストルベルトに固定できます。
サスペンダーに固定するヒモが付いています。調整部はだいぶ簡素化されていますが、重量で勝手にずれることはなさそうです。
側面はM1956マガジンポーチと同様の造りで手りゅう弾やベルトキーパーが取り付け出来ます。
ゲームでは使用していませんが、あまり使い勝手が悪いわけではなさそうです。
でも登場時点ではベトナム戦争で混迷しており、ベトナム戦争終結後はマガジンが30発の物に更新された為出番の少ない悲しいマガジンポーチなのかもしれません。
LC装備普及後もM1967装備の水筒カバー等がごく一部使用されていた様ですが、当然ながらマガジンポーチは使いどころがないため後の使用例は殆どないと思います。
また、リエナクトゲームでは設定年代的に使いどころが難しいです。
ふつーのサバゲーなどでベトナム装備に混ぜて使いたいですね。
正直ゲームでの使い勝手はM1956装備のマガジンポーチの方がいいですがw
(蓋を開けやすい、マガジンを戻しやすい点がいい)
Posted by くさったみかん at 21:29│Comments(0)
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