ミカン箱

今回画像少ないです。
トップ画像は使わないサイドレイルを外し、サイトにHOLOSUN HS403Aをハイマウントで搭載しました。

ツイッターでサイドレイルを外すと見えるスリットがM-lokらしいと見たので簡単に測ってみました。
M-lokアクセサリは持っていないのでサイズのみです。



縦7mm横32mmです。恐らくはM-lokなんでしょう。US版WIKIの記事に記載されている規格に合致します。
角のアールだけ測定するすべがないので不明ですが…



月曜日に部品を買い出しし、内部カスタムをしました。

このAPC9-Kの不満点は大きく2つあります。
・チャンバーの構造の問題(ホップアームの形状)
・レスポンスの遅さ

今回この2つを改善を目標とします。

まずチャンバーから作業しました。

インナーバレルはひとまずそのまま使用するので、ピカールで内部を研磨しました。研磨後はパーツクリーナーなどで何度も洗浄して研磨剤をしっかり落とす必要があります。ピカピカになるので楽しいですが、手が黒くなります。
前回の記事では書き忘れていますが、インナーバレルは140mmで真鍮製です。

ホップパッキンとオシゴムは東京マルイ純正を使用します。

ホップアームはパッキンに当たる凸をほぼ切除した後、プラバンを細切れにしたものでパッキンの前後を抑える凸を形成しなおしました。
押しゴムがぎりぎりまでアーム端っこに来るように作成しないとうまくホップアップが作動しないと思います。現物合わせですり合わせていきました。


続いてメカボックス側。
レスポンス改善は薄型モータを活かしたかったのもあるのでプリコック化することにしました。
バッテリーは手持ちのモノを使用するので7.4VLipoとします。

ZC製セクターギアとネオジウム磁石を購入しました。他、ピストンヘッドを外そうとして失敗したためピストン・同ヘッドも適当なものを買いました。

ネオジウム磁石は直径5ミリ、厚さ1.5ミリです。ほんとはもっと厚みのある磁石は欲しかったのですが見つけられませんでした。
購入店舗は秋葉原の千石電商です。1個60円とお安い。
誤飲事故などが多発しているので取り扱いはくれぐれも注意して欲しいと購入時店員さんから案内がありました。

ARESのEFCS搭載メカボのプリコックカスタムは他の方の記事が多数ありますのでそちらを調べてみてください。
特にARES M45はメカボの構造が近いようです。
調べるとプリコック解除方法のいいアイデアとかもありますので僕はそのへんを全面的に参考にしました。

セクターギアの磁石の取り付け位置は純正と真逆の一番最後にしました。これでもオーバーランしません。
青基板と呼ばれている現行のEFCSはブレーキが動作するらしいです。
磁石は圧入します。万力が必要になります。ラジオペンチでは無理です。(経験者は語る)


他は無難にシム調整、モータ位置調整、AOE調整、グリースアップをしました。

強いて言うならばテスト動作時EFCSを使わずに動かせるようにジャンクパーツの配線を使用してバッテリー直結のテスト用ハーネスキットを作成しました。
バッテリーコネクタ、ヒューズ、モータコネクタのみのシンプルなものですが、万一組み立て不備の際に高価で入手難なEFCS基板を壊さない為には必須です。
ARES EFCSメカボは閉じた状態でも配線をまるっと交換できるので簡単です。

メカボ組み上げ後はテストハーネスでフルオートの動作確認をして問題ないことを確認してからEFCSで動作確認をしました。

プリコックは初めてなんですが、動作させた瞬間感動しましたね。
フルオートサイクルはバッテリーが充電されていないのもあってクソ遅だったのですが、セミのキレがすごい！

バッテリーが弱めでも恐ろしいレスポンスを得られるいい銃になりました。

後は弾の飛び具合を見るだけです。