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Posted by ミリタリーブログ at

2021年10月06日

米軍実物 LC-2 キャンティーンカバー・ファーストエイドキット 入手

今回さらにLC-2関連が拡充しました。
じきにウッドランドのOTVをしっかり入手して初期イラクの装備もやってみたい所だったりします。



今回実物のキャンティーンカバーとファーストエイドエイドキット(ガワのみ)を入手しました。
LC-2と呼ばれる70年代から00年代ごろまで使用された装備の一部になります。
MOLLEが普及するまで米軍の主力装備品を担っていたもので、その原型はWW2での装備品にさかのぼります。
ベトナム戦争前後での改良を経てLC-1にておおよそ完成し、細かな仕様変更のみでLC-2と使用され続けたものの00年代初頭にMOLLE装備へ移行し主力の座を降りました。
今でも部分的に残っていたりはします。

まずはキャンティーンカバーから




おなじみの形状です。
ナイロン製で基本的な形状はコットン製のM1956と同一ですが細部が異なります。また、M1956をナイロン製に変更したM1967装備ともやや異なり、これまでのキャンティーンカバーを改良したような形になっています。



一番目立つ点は、小さなポケットが付いた事でしょう。浄水用の錠剤の小瓶を収納できるようになっています。
清潔な飲料水の確保は極めて重要です。浄水剤を一緒に収めておくことで不潔な水を飲用して病気になるのを防ぐ意図があるのでしょう。
バラバラに携行するとどうしても紛失したり横着して使用しなくなるのでこれは使う側も楽になって上層部的にも病気で後送する兵士が減るので重要な改良なのだと思われます。

ほかは縫い目の場所や向きが変わった程度でこれと言ってめだった特徴はありません。


内側もこれまでのカバー同様にふわふわした素材になっています。


スタンプは消えかけていますが、表面中央にUSスタンプが、裏面のスライドキーパー下部に詳細がスタンプされています。

COVER WATER CANTEEN LC-2
DSA 100-76-C-1249(難読)
8465-00-060-5256

ファーストエイドキット


中身はありません。ポーチとケースのみです。
文字通り簡易な医療キットを入れるケースのようです。
詳細は知らないのですが、大きさが2種類あるようでこれは大型の方になります。
高さがやや低い小型の方が比較的古いようで、こちらは比較的後期の使用されていたようです。


フラップ内側のスタンプ(やや難読)
6545-01-094-6142
CASE, MEDICAL INSTURUMENT AND SUPPLY SET NO.8 AMBASSADER BAGS & SPATS MFG.CO., INC.
SPO200-03-C-4165

フラップ外側上面にもスタンプがあります。
6545-01-094-6412
FIRST AID KIT, INDIVIDUAL


6545-01-094-6136
INSERT,FIRST AID KIT CASE

ポーチ自体は薄めのナイロン製で、あまり強度はありません。
四角い形状ながら自力で形状を維持出来ない上にフラップを閉じても左右に隙間が出来るため、基本的に樹脂製のインサートケースと一体で使用します。
フラップの固定は2箇所のドットホックでやや古臭い固定方法です。

インサートケースはOD色のプラケースで多少防水に配慮されたデザインです。
この中に支給される医療キットを収めておくのでしょう。
空っぽなのもかわいそうなのでサバゲーやイベントの際に持ち込んでいる怪我の手当セットを入れておきました。
このケースの蓋の開閉部は簡易な構造なので強度は強くなく、頻繁に開け閉めすればすぐに壊れてしまいそうなので小物入れにするのはやめておいた方が良さそうです。


蓋の内側にも刻印があるのを忘れていました。

FRAASS SURVIVAL SYSTEMS,INC.
BRONX,N.Y 10475
DLA120-87-C-4421

インサートケースの片側は湾曲しておりポーチをベルトに装着した際に体の形状にある程度フィットする配慮がされています。
後のIFAKに繋がる装備品だと思われますが、樹脂製のケースの影響か結構サイズが大きくそれこそIFAKポーチより一回り小さいかな?くらいのボリューム感です。


スライドキーパーの間の部分はベルクロで開くことが出来ます。
より自由な位置に装備出来るような配慮なのか…今ひとつ不明です。



LC-2系もじわじわ揃ってきました。
もう少しで前時代的な「米軍」の基本装備系にたどり着けそうです。気長に集めていきましょう。  

Posted by くさったみかん at 00:30Comments(0)装備

2021年10月04日

米軍実物 M12ホルスターを購入

M9拳銃用のM12ホルスターを中古で購入しました。

M12ホルスターはベレッタM92Fが米軍に制式採用された際に併せて採用されたホルスターで、M1911用の革製のホルスターからナイロン製に変更になった特徴があります。
材質だけでなく、左利きに対応等拳銃と同様に現代的な要素も含まれたホルスターだと個人的に思います。
現在はカイデックスホルスターに押されてほとんど使用を見なくなった上に新たにM17拳銃が採用されたことで姿を消していく事と思いますが、ピストルベルトに似合うホルスターが欲しくて今回ネットオークションサイトで購入しました。



このホルスターは比較的入手しやすく、新品から中古までネットオークションサイトなどで販売しています。
放出品店やエアガンショップで販売していることも多いですね。

外観は見ての通りのナイロン製で少し懐かしさの感じるオリーブドラブ色となっています。
拳銃の上面側に当たる部分に樹脂製?の板が当てられており剛性が結構あり、生地も固めのクッション性がある素材の為見た目以上にがっしりした作りに感じます。
しかしナイロン装備系の宿命の加水分解からは逃れられない運命にあるようで樹脂製の部分からちょっと嫌な匂いが漂っています。
中古なのでちょくちょく汚損やテープ跡が見られるものの全体的には小綺麗な個体です。



先代のM1911用の革ホルスター(レプリカ)と並べるとこのような具合でM12の方がややコンパクトに見えます。
革製ホルスターは加水分解しないためかなり古い実物モノでも使用できる様な個体も多いですが、定期的に手入れをする必要があります。
一方ナイロン製の場合経年劣化で寿命が来るのは革と比べれば早いものの手入れは不要でおそらくはコストも低いのでしょう。




樹脂製の部分は上部が大きく広がっており、ベルトクリップやフラップの固定部を兼ねています。
右側に装着した際に内側に来る面にはNSNナンバー等が刻印されており、逆の外側にはUSの刻印が大きく入っています。
製造は警察官向けの装備品などで有名なビアンキです。

M-12
PART#9388057
NSN 1095-01-194-3343
BIANCHI
INTERNATIONAL
19200




フラップ部は別パーツとなっておりベルトクリップを外すとフラップも外れる様になっています。
フラップの固定はワイヤー製の爪をホルスターの樹脂部分に引っ掛ける形になっています。
爪にはループが付いていて、内側にはゴムバンドが仕込まれている為下側に引っ張りながら引っ掛けて固定します。
中古の中にはこのゴムバンドが伸び切ってしまっているものも多いそうです。

フラップ部はワイヤー製のベルトクリップが装着されており、この部分がホルスター本体の樹脂部分に引っかかってフラップと本体を固定しています。
ベルトクリップはピストルベルトに丁度合うサイズになっており、強めのテンションで固定するためズレる心配は少なそうです。
このベルトクリップを逆側に装着すると左利き用として使用可能で、変更には部品交換や工具を一切必要としない非常に合理的な作りになっています。
ベルトクリップ金具の鉄板にも刻印があり、以下の様に記載されています。

BIANCHI
INTERNATIONAL
UNIVERSAL MILITARY HOLSTER
U.S.&FOREIGN PATENTS PENDING




便利なことにクリーニングロッド?も内蔵されており、樹脂部分の上部にあるボタンを外すとクリーニングロッドを取り出せます。
ロッドはループの部分にビアンキの刻印が入っています。バリ処理が甘く若干雑な作りですが使用には問題ないのでしょう。




東京マルイ製のM9(旧製品)を差し込むとこの様な具合です。ややタイトでスライドが押される為親指でスライド後端を押し込みながら差し込みます。
タイト気味ですが、しっかりと保持され、安心感のあるホルスターです。
一部刻印からわかる様にM9専用というわけでは無く、M9と同程度のサイズのオート拳銃なら割と挿入可能です。



同じく東京マルイ製のM1911A1を差し込んだ様子です。1911は大型の拳銃に分類されますが、こちらも挿入可能です。
ただ全長が長いので気持ち強めに押し込まないとフラップを閉められません。
余談ですが、サバゲー中などにガスブローバックのピストルをマガジン挿入状態でこの手のホルスターに格納する際は、コック&ロックの状態で入れる事をおすすめします。
ハンマーダウン状態でスライドが微妙に動くと製品によってはバルブが開放されてしまい暴発する恐れがあります。たいていは暴発するほどでは無い放出量ですが、昨今は価格の高いガスを無駄撃ちしたり、このせいでゲーム中にガス欠するおそれがあります。



続いて個人的に愛用している東京マルイ製のUSPを差し込んでみましたが…
こちらは不適合でした。スライドや各部が太く、めいいっぱい差し込んでもフラップを閉じる事ができませんでした。

手持ちに無いので未確認ですがスライドが細いグロック等は問題なく使用可能だと考えられます。
以上の様にマルチまでは行かないもののかなりの種類の自動拳銃に対応可能と思われます。
米軍装備で使用する以外にもなかなか使い道がありそうなホルスターです。


ここまで紹介した所で実用する上でのデメリットも挙げていきたいと思います。

・ホルスター固定位置が非常に高い
・フラップの開閉にやや手間が掛かる
この点がゲームで実用する上ではデメリットになると思われます。
しかしこれはこのホルスターが悪いというよりもそういう設計思想だと考えています。

この当時の軍用拳銃は士官・下士官や特技兵・車両搭乗員等が護身用に携行する武器だったので、素早く拳銃をドローする事よりも拳銃を保護し、万一にも落とさない事を優先した作りになっています。
しかし銃を落とさない堅実な作りはサバゲーでも十分有意義で、スライド~バレルが覆われるこのホルスターは拳銃の汚損防止にも役立ちます。

ホルスターの固定高さはベルトクリップ式の泣き所ですが、後にM12ホルスター等を太腿に装着する為のアタッチメントが開発されています。
このアタッチメントとM12ホルスターは比較的少数例ながらもカイデックスホルスターに混ざって00年代でも使用されていますので、こういった使用方法も個性的で良いかなと思います。


つらつらと書いてきましたが、最近ヤ○オク等にM12ホルスターの中古が安価で大量に出回っています。
気になったらぜひあなたも入手してみてください。  

Posted by くさったみかん at 02:20Comments(0)装備

2021年09月28日

架空?装備を組む

今度行く予定のサバゲーで知人と適当な装備統制をして行くことにしました。

装備統制といってもすごくアバウトで、
・ウッドランドBDU
・TLBV(WL迷彩なら民生品も可)
・90~00年代くらいな感じ
・ノンバリ(防弾装備無し)
といった具合であとは実用性をある程度重視していく、という方向性です。
敵地にカチコミするような感じでバリバリ戦闘装備で行きたいです。

手持ちの在庫で活用して作っていき、ゲームでの実用性もそうですがある程度任務を想定してどういったモノが必要か、装備していきたいのか考えてみました。



官給のTLBV後期型にLC-2の旧型バックルのピストルベルトがベースです。
個人的にTLBVにマガジンを入れるのは使いにくいのでLC-2の官給マガジンポーチを取り付けてこちらをメインにし、ベストのマガジンポーチはポケット代わりと手持ちの本数だと入り切らない残り1本のマガジンを入れる補助的用途にしました。
ポケット代わりのTLBVのポーチには、ガーミンとコンパス、マグライトを入れてあります。手持ちのガーミンは古い2002年頃の製品なので想定年代から大きくはズレないでしょうし、敵地の突入するために正確な位置を知れるGPSは必須でしょう。
マグライトは単3乾電池を使用するミニタイプです。軽量で(当時としては)十分な光量です。

拳銃はこの年代だとM9だと思いますが、手持ちのM9はマガジンが無いので一応撃てるだろう1911を装備。1911用のマガジンポーチも装備して予備弾倉を持てるようにしています。ホルスターは今の所古い革製のモノを装備していますが、いい感じのがあればナイロンのM12ホルスターを購入したい所。

水は兵士に限らず人間には必須のモノです。
飲料水にキャメルバックの2Lを背負います。ショルダーストラップをTLBVのショルダーパッドに付いているループに通し、複数箇所をテープや他のポーチを活用して固定することでTLBVに装着しています。
また、LC-2 水筒ポーチをブットパック横に着けてあるので負傷者の手当や仲間に飲ませる等で使う分の水も確保出来ます。
計3Lになるので実際に水を入れたら重くてキツイでしょうねえ…

ベルト背面にはM1956 ブットパックを装着。必要資材などを入れておくことが可能です。
ナイロン製のものが欲しいですが高価な上に話を聞く限り耐久性が低いようで入手したとしても勿体なくて使えないかもしれません。
WLのトレーニングパックだったら比較的安価なので一個あっても便利かもしれませんが。
知人の話ではナイロン装備移行後でもM1956のブットパックの使用例もあるにはあるようです。

無線機はちょっと新しいですがPRC-148を装備しました。特小をそのまま持つよりは雰囲気が出ると思います。
古めの年代想定ならPRC-68とかの方がいいかもですが、実機を入手するくらいしか装備する方法は無いですね…
PRC-77は非常に重たいですし…
THALESの純正ハンドセットを使用しています。この装備なら渋めにH-250と行きたいですが、あいにく手持ちのは特小コネクタ装備のレプですし、タレスハンドセットはイヤホンも使用可能なメリットがあるためここは実用性重視で。
アンテナはホイップアンテナを背面に固定し、エクステンションケーブルで接続しています。
148の上蓋の破損対策です…
ポーチはUCP用のタクティカルテイラー製ポーチくらいしか無いのでそれを使用。

写真の様にスライドキーパーを装着してピストルベルトに装備しています。
マリスクリップはポーチ形状保持の為に敢えて残しています。


M4はちょっと古めの感じにセットアップ。
レプリカのCOMP M2にウィルコックスマウント。PEQ-2にナイツタイプフォアグリップ。
アイアンサイトはLMTタイプですね。
レプリカのダットサイトの信頼性が気になりますがこのリアサイトならいざというときに何もせずとも使用できるのでなんとでも出来るでしょう。

PEQ-2はNVGが無いなら不要なのですが、バッテリーケースとして装備。ハンドガード内の部品を外せばギリギリセパレートタイプが入るものの結構キツイので余裕を持っておきます…

帽子は去年頃に買ったTMCのWLのブーニーを使用予定。グローブも無難にノーメックスです。MFE行くときに人差し指切っちゃったけどまあヨシ!

そんなこんなで微修正を重ねつつだいたい完成。



こんな感じに。着用感も悪くないのでここから大きくは変えないでしょう。
来月中旬はこれを着て某新フィールドへ行く予定です。


なんとなく脳内でどんな任務なのか想定しながら装備を組むのは楽しいものです。
MilSimとかにも共通する部分がありますし、実用性やかっこよさなど色々楽しみながら如何にそれっぽく出来るか、そんな楽しみ方が出来ますので皆さんも気が向いたらやってみてください。

あと、ベルトやTLBVのサイズの調整は面倒でもしっかりやっておきましょう。
調整したつもりでもマガジンや荷物を入れると重さやマガジンの体積でキツくなったりします。
サイズを調整して不要なストラップはビニテ等でまとめておくと尚良いです!!
引っかかったりするのを防げる上にきっちりと末端を処理しているとかっこいいですよ。



おわり  

Posted by くさったみかん at 01:22Comments(0)装備

2021年08月25日

CRYE PRECISION製 N.A.P.E. Pad UCPカラー



CRYE PRECISION製 N.A.P.E. Padを入手しました。
一見不思議なアイテムですが、ヘルメットの後部に装着する追加アーマーになります。

2000年代に米陸軍に採用された新型ヘルメットACHは形状も変更されました。しかし実戦で使用する中で後頭部の首の付け根の防護が不十分な事が発覚し採用されたアイテムのようです。
2007年3月頃以降から採用されたようですが、手持ちのミリフォト(2007年頃以降のイラク中心)を再確認すると、07年のイラクではほとんど使用例が無く、08年上旬の第2歩兵師団では一部の兵士が装備しています。
以降も装備していたりしていなかったりという感じで今ひとつ法則性がありませんでした。軽くしか調べてないんでアレですが。



裏側はうなじの部分に当たる為メッシュになっています。
また、内部にはソフトアーマーが挿入されています。




本体とソフトアーマーのタグです。現用特殊装備等でおなじみのCRYE製です。サイズはS/MとL/XLの2種類あるようです。
ヘルメット側のサイズに併せてL/XLを購入しましたが、写真等で見た感じS/Mの方が良かったかもしれません。
L/XLでも特段問題なく着用可能です。


さて早速ヘルメットに取り付けします。尚、当方は実ACHは持っていないのでヘルメットはエマーソン製のMICH2000です。シェルの色と一部のバックルの色が異なります。
この製品はACHのチンストラップに付いているうなじ部のパッドと交換する形で装着します。
うなじ部のパッドを止めているストラップのベルクロを外し、パッドを横にスライドさせて外し、逆手順でN.A.P.E. PADを取り付けます。
この時にチンストラップの末端を止めるゴムバンドの位置に気をつけてください。


取り付けたら、NAPE PAD中央にあるベルクロを広げて、ヘルメット内側とヘルメットパッドで挟んでパッドがずり落ちないように固定し完了です。

思っていたよりかんたんでした。一応画像でマニュアルは参照したものの不鮮明で文字も読み取れないところがあり、結局Twitterで他の方が詳細な方法を教えてくださりました。



着用するとこのような感じになります。
思っていたより圧迫感は無く、むしろフィット感が増した様に感じます。
Lサイズは若干大きいようで大型のヘッドセットを着用すると干渉しそうかも…?というような具合でした。

これで防御力が上がったので安心です。  

Posted by くさったみかん at 23:37Comments(0)装備

2021年07月28日

ジャングルブーツ



ジャングルブーツを購入しました。
昨年10月に中田商店などで販売しているセスラー製のレプリカを購入しましたが、普段履きにしたりゲームでばりばり使った結果ソールが摩耗し割れてしまったため新たに入手。
今回は実物です。しかし中古の為製造年度等は不明です。


ソールにサイズと製造社の刻印があります。一応実物の製造メーカーらしいので実物の可能性が高いと思われます。
ネットオークションサイトで比較的安く入手したのであまり拘っていません。
パナマソールなのでナム戦後のものでしょう。ビブラムソールのものはお値段が張るのでなかなか手が出ません。

中古ということでそれなりにくたびれており、どのくらい履けるのかは未知数です。




靴紐を解くと内側に汚れが蓄積していた為雑巾で汚れを拭き取り、革はさっとメンテナンスしておきました。
様子を見ながらちまちま手入れをして極力長く履きたいものです。

キャンバス部の汚れが結構あるので丸洗いしたいのですが革へのダメージが気になりなかなか踏み切れません…  

Posted by くさったみかん at 19:55Comments(0)装備

2021年05月10日

MilsimFarEast01参加しました

先日富士・朝霧高原で開催したMlilsimFarEast01(MFE01)に参加してきました。
REDチーム米陸軍一般の分隊長を拝命しなんとか状況を終え帰ってきたので忘備録的に記事に残しておきたいと思います。

REDチームは今回のシナリオである欧州での演習のOPFOR(仮想敵)側となるので、通常と異なりかなり柔軟な装備統制となりました。
前回はUCPでヘルメット・ボディアーマーあり(いわゆるフルバリ)でしたが今回はどちらも無しが基本でジャケットをWL BDUにしより現地での擬装に配慮し、装備もアーマー類が無い分軽装になりました。

前回初めての参加で分隊長をやらせてもらって技量・知識ともに不足で苦い思いをしたので今回こそはと意気込んで挑みました。

最初の第一状況は日中です。
分隊は陸軍7名空軍PJ2名の9名編成でした。

REDチームは攻撃側で事前に各分隊2名斥候を出し敵情を集め、その後時間を合わせて攻撃し突破する作戦計画でした。

斥候は自分と知り合いのN氏で行きました。
フィールドはざっくり東西で別れており、中央のセーフティにあたる部分が目標になっています。
我々の斥候担当は西部、北側でありフィールド境界線に沿ってかなり急な斜面になっているのが特徴の地域でした。
進行していくと我々は斜面上にいるため少し離れたところに味方の斥候が前進していくのが見えます。
僕らは斜面をトラバースしていくのですが、のそのそ動く僕に比べてN氏の軽快な動き… 運動不足が露呈します。
N氏が少し先行し僕は後方を警戒、中央方面に敵が見えると報告があった直後だったか…?発砲音が聞こえる!!直後に叫び声。
直接は見えないものの味方の斥候がやられた可能性が高い雰囲気… 我々は急斜面上で遮蔽物も少なく動ける範囲も狭い、敵に襲われたらひとたまりもありません。
しかし敵が来る気配は無く斥候を継続しました。その後無線を聞く限り近くを行った味方の斥候2名は被弾により負傷(判定)となり、救援されたようだということがわかりました。
最終的に敵の機関銃陣地を発見し、そこまでで斥候はやめにし分隊に帰還しました。


写真 斥候から帰還する途上 急斜面の為両手を使って慎重に降りていく

帰還し敵情を改めてREDチームを取り仕切る小隊長に報告し、分隊の状況を確認。次は攻撃です。

我々の分隊は後衛で前衛は味方の2個分隊が担当でした。
攻撃開始時刻になり前進を開始していきます。無線機からは前衛部隊の接敵や交戦を伝える声が頻繁に鳴り響きます。
我々の分隊には空軍のPJが2名アタッチしているため敵の航空攻撃(以下CAS)で被害が出た場合の救護の任務もありましたが、実際は攻撃中に我々の居た地区ではCASで大きな被害が出ることはなかったようです。
前線は押しているようでしたが当然交戦が続くと味方も消耗するため、ある程度のところで遂に我々の分隊に最前線に加勢するよう命令が出ました。
リスクはあるものの最前線で僕らを待っている味方の方が危険な状況だろうと思い移動速度を上げて最前線に急行します。
前衛部隊のラインまで到着すると同時に前方の敵と交戦に入ります。
樹木で遮蔽を取りつつ前進していきます。しかしそこでFT-Aの指揮をとっていたV氏が被弾、バイタルゾーンに被弾の為即死判定となってしまいました。
しかし目標エリアはもう目前、ここで足を止めるわけにも行かず前進を継続。最後の稜線を超えて敵の最終防衛ラインに肉薄します。
ジリジリ進むと僕のいた位置からみてやや左方に敵機関銃発見の知らせ。攻撃を…と思ったところでFT-Bから後方に敵が回り込んだと報告。
このあたりは正直細かく覚えていないのですが、結構狼狽しました。我々も既に1名減っていますし、予備兵力はもう居ない(我々が予備)ため、後方から襲撃されたら大被害が出て突破出来なくなるかもしれません。
ここで僕がなんて言ったのか正直よく覚えていないのですが、後方を見渡してすぐに攻撃出来る位置は取られていないから少し時間に余裕はあるなと思い前線を向き直したのを覚えています。

そうこうしているうちにFT-AのSAW射手を担当しているB氏が機関銃陣地に射撃出来る位置を確保しバリバリ援護射撃をし、FT-BのN氏が敵陣地を撃破しておりやった!!と思ったあたりで状況終了となりました。敵を概ね殲滅し僕らの右翼側から味方が突破出来たようです。
最終的に我々の分隊は死亡1名のみで攻撃は成功という形になりました。結局敵を攻撃する以上はこちらが撃たれるリスクは避けられないもののなんとか出来なかったのか、慎重さに欠けた前進になってしまっていたのか?などと思うところがありました。
特に最終局面では分隊のメンバーのそれぞれの活躍で敵を撃破したものの自分は状況を座視していた様なものであり、自分の視界の狭さと判断の遅さに反省点が残ります。


その後夕方~日没に掛けて第二状況が始まります。
第二状況では我々の分隊は諸事情により僕入れて4名での作戦参加となりました。今度は敵が目標を奪還しに来るので守るのです。
19時まで守りきれれば目標達成、それまでに突破されてしまったら敗北です。

先の状況の斥候の振り分け地区をもとに担当地区が割り振られ、配置に付きました。先程張り付いていた斜面を眺めながら恐らくは少し前に敵側が機関銃を据え付けていた場所に今度は僕らが入った形になります。
布陣した位置からは正面は広く平らになっており射界が取れるものの左側は高い稜線が隣接分隊との間にあり分断された位置とも言えます。

しばらくは敵の気配は無く緊張感のある空気だけが周りを通り抜けていきました。
しかし無線機から我々から離れた地区で接敵の報告があった少し後から状況が変わっていきました。
左方の高い稜線上に敵が現れました。それも分隊規模で隣接地区の友軍に正面から接近しており、我々には気付いていない状況と考えられました。
日没が近づきじわじわ暗くなっていくなかで僕は猛烈に迷い、焦りました。こちらは4人です。敵が稜線のこちらがわに退避してきた結果発見される危険もあります。逆にこちらが稜線に取り付いて敵の側面を叩く事も出来るかもしれません。
しかしここで我々が動く事で防衛ラインに穴を開けてしまい突破口にされてしまう危険もあります。
結局敵はこちらを発見すること無く突如として撤収していき、気配が無くなりました。

周囲を警戒していても敵の気配はまったく無くいよいよどうしようかというところで第二線まで後退し防御を固めるよう命令が出たため後退し、これにより隣接分隊とも直接連絡出来る位置になりました。この頃になるともうだいぶ暗くなってきていました。
我々から最も離れた南方地区で交戦が始まり、遠くから響く銃声と声、無線機から入る慌ただしい報告で自然と緊張感が高まります。

交戦の音がこちらにも聞こえてくる中、戦力を南方に集中することとなり主戦場と思われる稜線の向こう側に行くことに…
稜線を超えるか、超えないかくらいの位置で敵から攻撃を受け、隣接分隊のFTと共同し交戦に。
敵の攻撃は激しく、我々はK氏が足を撃たれ負傷、共同していた分隊のFTも気がついたらあと一人か二人まで減っている。
しかし敵も被害が出ているようで次第に気配が消えて妙に静かな状況に。時折ライトで索敵しているのが見えるが肝心の光源はイマイチ見えない。
残り時間はわずか。あと少し守り切れば目標を達成。
分隊の状況を確認し、N氏の提案でライトを照らす役と索敵役で少し離れて索敵しているうちに時間により状況終了となりました。

最終的な損耗は4名中負傷1名。
夜間は特に方向感覚が狂いやすく正直交戦途中は完全に位置を見失っていました。
ATAKが使用出来たものの暗い中では的を教える事になるため躊躇したのもありましたが、なかなか経験を積みにくい夜間状況はやはり難題だと認識しました。
移動の少ない防衛側でコレなので攻撃側だったら…

初日はコレにて終了となり、次の第三状況は翌日になります。


第三状況
早朝3時に起床し、装備の準備を始め4時前には分隊長のミーティングに参加します。
最後となる第三状況の目標は防衛とされました。しかし状況が変わる可能性もあります。と意味深な説明…
第三状況は我々の分隊は7名。

今回は西側の南北の中間点あたりとなり、先の稜線が正面に伸びていく少し手前に横に陣取りました。
状況開始後少しして右側、北方で交戦している音が聞こえてきたものの我々の正面は非常に静かでした。
前回は敵が多数いた地区なので警戒していたものの、終始静かです。
しかしここで思わぬハプニングが発生。小隊系の無線機が電池切れになってしまいました。
幸い小隊長は近くに居たため直接状況を報告、以降は口頭で命令を受ける形になりました。

しばらく防衛ラインを引いて、最初はやや後方に下げたいたPJの2人にも陣地に着いて貰って死守の構えで敵を待っていたものの敵は来ず、嫌に静かなだけでした。
ここで命令が変更され、敵は重要人物を連れて脱出しようとしているので敵を探し出し重要人物を奪還する様命令が下りました。

西側地区は横一線で前進していきます。我々の正面はちょうど稜線があるため、稜線上にFT-A、稜線右側にFT-Bを配置してそれぞれの隣接分隊と合わせて前進していきました。100mくらい前進したところでしょうか、散発的に接敵し始め、前進もゆっくり慎重になってきます。しかし我々入れて3個分隊が横隊で進んでいる為相互支援が取れて順次撃破し順調に進んでいきます。

やがて敵の集結地と見える位置が前方やや右に近づき、敵の攻撃も激しくなります。
稜線上に展開していたFT-AのFTLのN氏から左翼側の部隊と連携し敵を包囲するので我々から離れる旨無線があり、その時点でFT-Aを左翼側部隊に預け残りのFT-Bの我々は右翼部隊と共に正面から攻撃を掛けていきました。

前進していくとデッドマーカーを出した状態の敵が多数おり、いよいよ最終局面だと思ったところでふと視界の正面から1発被弾。頭部に直撃!!
一瞬思考が真っ白になるも自分は頭を撃たれるだろうと思いずっとACH(ヘルメット)を被っていた為バリスティックルールで無効化され、肝心な所での戦死判定を免れました。

最終的に敵の集結地と思しき場所は制圧し、この時にFT-Aと再度合流しました。同時にFTLのN氏は被弾で即死判定になったと聞き左翼側部隊も相当な激戦であったのだろうと思いました。
各FTの状況を確認しつつ周囲を警戒してもらっていたあたりで状況終了となり、第三状況では1名死亡、自分がヘルメットに被弾という損耗状況でMFE各状況は終了しました。

第三状況で悔やまれるのが無線機の電池切れでした。運営から貸与される無線機で、充電池式なので電池切れは致命傷にもなりかねないものです。本来2台貸与されたのですが、自分が持っていればいいやと1台返納していたのが仇となりました。
定数借りて一台をFTLのどちらかに持っていて貰っていればと思うとあまりの自分の迂闊さに嫌になるくらいです。
一方分隊内の特小無線を使った無線通信ではFT-Aが少し離れた稜線上に展開した後も相互に連携が取れ、FTLの判断や意見具申がすぐにこちらで聞き取れて柔軟に対応出来たのではないかと思います。前進時のFT同士の展開位置の調整も図れて、そこの通信面は一番良かったのではないかと思います。

また、FTLをやってくれたN氏K氏は積極的に意見具申や報告を上げてくれつつも最前線でバリバリ動いてくれたため、余裕を持って味方の分隊との位置調整や状況把握が出来て小隊系無線機が使用できない状況にも関わらず密接に連携が取れたと思います。
(無線機が使えない故に小隊長には多大なご迷惑をお掛けしてしまいましたが…)

全状況を通して初めて僕はATAKを使用しました。味方の分隊ではかなりの人数が持っており、分隊の位置どころか詳細な分隊員の位置までひと目で把握出来た為、連携が重要な機動がとても的確に出来るようになったと思います。
一方で細かい使い方がわからず、敵のポイントマーカーが打てなかったり、もう少し習熟が必要かなと思う面もありました。
また、先述の通りくらい中でスマホを見ることは敵に的を教えることになるため、布等で隠れる必要があるかもしれませんし、電池切れ、故障に備えて従前のコンパス、GPSの装備は必須であるとも思います。
しかし、まあ、やはりテクノロジーですね!!!!!!


前回悔しかった部分が今回MFE01でだいぶ良くなったかなと思う一方今回も反省点は多くあったため次回参加出来た場合はそこも踏まえてより練度高くやっていければと思います。
そもそも僕自身の個人技量をもっと高くしないとなんで、次回への課題が少し見えてきたかなと思います。
状況中の事を思い出しつつバーっと書き出してみました。
思い違いや、なんやあると思います。他の方や友軍、対抗部隊から見てどうだったとかあると思います。
是非コメントやツイッターで教えて下さい。気が向いたらでいいので。


ちなみにATAK用にSIMロックを解除した元AU端末を用意したのですが、プリペイドSIMで悩みました。AU回線のプリペイドSIMってほとんど無いんですよね。
結局IIJのドコモ回線系の旅行者向けSIMを購入しました。
事前のセットアップは全てWIFIで行ったため通信量も200MB程度と余裕で3状況済みました。
一番のネックはバッテリーで古い端末(XperiaZ5)なのもあって満充電でも1状況終了後は10%以下まで減っていたためモバイルバッテリー必須です。
事前に充電しながら運用できる様に考慮しておく必要があります。
またモバイルバッテリーのLEDの光が漏れて敵に見つからないように配慮も必要ですね。


そんなかんじでしたが、とにかくめちゃくちゃ楽しいイベントでした。
辛い苦しい思いもたくさんするのですが、達成感もなかなかです。
もう一度やりたいぜ。




写真はいな氏(@ina_r1z)撮影 素敵な写真をたくさん撮ってくださりありがとうございます。

おわり  

Posted by くさったみかん at 23:44Comments(0)イベント

2021年04月13日

デュアルPTTを作る



昨年参加したメイソンロックで分隊長をやらせてもらって思ったことの中に、2つの無線機を扱うことの大変さでした。
そこから着想し、可能な限り安く2個の無線機を使用出来ないかと考えてデュアルPTTを作成してみました。

まあ、デュアルのCOMTACとか使えばいいんですけどね…
今回は安く実現するという目標付きなので作成です。

アイデアとしてはトグルスイッチを使って上下にレバーを倒すとそれぞれの無線機から発信できる、一つのヘッドセットで両方の無線機の音が聞こえるようにするといった感じで…

トグルスイッチはかんたんに見つかりました。
秋葉原のマルツパーツ館で(ON)-OFF-(ON)で2回路のトグルスイッチです。数百円でした。また、秋月電子で防水カバーも購入。
2回路のスイッチを使えばそれぞれの無線機のマイク系を完全に分離して切り替えできるのでそうしました。

PTTのベースには既製品を使用。Z-TAC製です。ICOM2ピン用。実コネ化は考慮しません。



入手したパーツとかです。


早速ばらしてトグルスイッチの取り付け方法を思案…
プッシュスイッチの穴にトグルスイッチが丁度合うのでかんたんに済みそうです。

プッシュスイッチ部にある隙間に丁度入るプラバンを切り出してそれにトグルスイッチを取り付ければかんたんにガッチリと固定できそう!


現物合わせでプラバンを切り出しました。トグルスイッチ取り付け用の穴も空けます。右の小さい穴は回転止めの金具の穴です。
プラバンなので容易に加工出来るので厚みなども現物合わせで調整し、最終的にビニテで微調整して仕上げました。
PTT側は既存のスイッチ取り付け用のベースをニッパーで破壊してトグルスイッチが入るスペースを確保。


トグルスイッチを自作ブラケットに取り付けて…



ガワや防水カバーを微調整してOKならトグルスイッチ各部のナットを締め込んでOKです。
この構造だとガワからすぐにトグルスイッチを外せるので修理が楽に済みそうです。

構造が完成したので配線ですね。
最初から付いていた配線プラス、以前にH-250タイプハンドセットの配線をカールコードに交換した際の余りの配線を使用して2台の無線機への配線を作ります。
なかったら適当な線で作れます。


トグルスイッチはこんな感じにしました。
音声側はパッシブミキサーの回路を参考に抵抗を突っ込んで2つを合流させてます。
ほんとはしっかりミキサーの回路を組むべきなんでしょうがスペース無いですので雑な感じになりました。
ダミーラジオを使って場所を確保すればそういうやり方も出来るかもしれません。実コネも6ピンあるからギリいけますし。


はんだ付けへたっぴ…
まあ使えりゃOKなんで配線を注意深く押し込んで組み立てて行きます。ショートには気をつけて…



そんなこんなで完成。動作テストは良好です。ヘッドセットのコネクタが若干接触が悪い感じがしますがまあ大丈夫でしょう。
使い所はあまりない気がしますが、まあ、良いでしょう。


あとダミーラジオ(PRC-148)のフタのリブが割れてしまって接着したのですがまあまた取れたので、今度はアクリサンデーで接着してみました。
これでダメなら買い替えて実コネ関連の部品移植ですね…  

Posted by くさったみかん at 23:03Comments(0)装備

2021年03月06日

オークリー ファクトリーパイロットグローブを購入



中古品を入手しました。
言わずとも知れる?オークリーファクトリーパイロットグローブです。
幅広い年代・組織で使用され、日本国内でもオートバイ乗り等が愛用した非常に有名なグローブです。

米軍でも2000年代以降の様々な部隊で使用例があるグローブですね。



外観の上ではナックルガードのカップがとても目立ちます。
ナックルガード周囲、手の甲が革製で手首や指はナイロンと思われる素材、手のひらはゴム系と思われる?素材になっています。

以前より欲しかったのですが丁度自分に合うSサイズのモノがありましたので入手しました。
ちなみにサイズ感ですが、自分は手が小さく、メカニクスグローブのFASTFITのSサイズがピッタリなぐらいです。
ファクトリーパイロットグローブでは、Sサイズを購入し、装着した感じ指の長さは若干余るものの横方向は少しタイトフィットでした。
手が小さめでも指や関節がゴツい人や、手の横幅が大きめの人はMサイズが良いかもしれません。


ナックル部も印象的ですが、指にある換気穴もとても特徴的です。また、換気穴の部分は指のガードも兼ねている様に思えます。


手のひら側は細かい穴が無数に開けられており指の換気穴と共に手が蒸れにくい様に配慮されています。
また、指先まで一体となっているので見た目のゴツさの割にグローブを装着していても結構細かい指の動作が可能です。
この使いやすさはびっくりしました。

ファクトリーパイロットグローブは現在は生産されていないようですが、非常に長寿製品だったので細かい仕様差があるようです。
また、色味もいくつかあるようです。

そしてこのグローブの特徴は偽物の多さだと思います。現在でもいくつかの偽物は流通していますが、一時期は正規店で購入したもの以外はなにも信用出来ないくらいあったようです。
今回購入したものも正直なところ間違いなく正規品だとは言い切れませんが、品質は高く良好な仕上がりに思えるので正規品の可能性が高いかなと考え購入しました。



なんかクソ長いタグが付いています。







他、タグの表記です。

多分、陸一般的にベターなのはタンカラーで、今回買ったのはカーキだと思われますが、この辺は色調が近いのと自分の知識もあまり深くないのであまり気にしていません。もしこの手袋を使い込んで次が欲しくなったらもう少し情報収集してみようと思いますが…  

Posted by くさったみかん at 23:36Comments(0)装備

2021年02月08日

ちまちまやっています

最近はあまり大きな軍拡は出来ていないのでネタが無く更新も滞っています。

ちょくちょく買い物はしているのでご紹介しようと思います。



Matechタイプバックアップアイアンサイト(BUIS)です。
米陸軍や空軍で使用されているかなりメジャーなフリップアップリアサイトなのですが、今回やっとレプリカではあるものの入手しました。

ちなみに実物もちょいちょいヤフオクなどで見かけますので予算に余裕があれば実物が間違いないですね。

00年代以降の米陸軍装備にはほぼ必須のアイテムです。特に一般部隊では9割がこれを付けていて残りはアイアンサイトを付けていないってくらいの使用例の多さです。特殊部隊などでも年代によっては使うみたいですね。

フリップアップリアサイトの中ではゴツいのですが、手にとって見るとその高機能ぶりがよくわかります。
左側面の大きなダイヤルは上下の調整となっており、メモリの表示の距離に合わせることができるようです。
この製品はレプリカなのでビミョーにクリックとメモリがズレていたりしますが、まあいいでしょう。

右側面には左右調整のダイヤルがあります。

リアサイトはスプリングでテンションが掛かっているので軽く跳ね上げるだけで展開出来ます。戻すときも押し戻すだけです。
リアサイトそのものの着脱は六角レンチが必要になります。


08年頃の定番スタイルをイメージしています。ACOGの接眼レンズの下にはBUISが存在感をアピールしています。


今となっては古臭いスタイルになってしまったかもしれませんが個人的には非常に好きなセットアップになっています。

ちなみにレプリカは品薄なMatechタイプのBUISですが、今度東京マルイから出る次世代電動ガンの付属サイトが同タイプになっています。
多分分売してくれるでしょうから無理にいまレプリカを買うのもあまり得策ではないかもしれませんね…




あともう一点は、LC-2ピストルベルトを購入しました。
プラバックルのタイプです。こちらはおそらく実物です。


タグは擦り切れてしまっていますが、Lサイズだと思われます。

LC-2Aのレプリカを持っていますが、Mサイズだとボディアーマーに合わせる際にサイズが足らず、かと言ってエクステンションもなかなか売っていませんので購入しました。

LC-2系も安いものを見つけたらちょくちょく買っていこうと思います。
今の所実物なのはベルトとアモポーチだけですが気楽に…  

Posted by くさったみかん at 23:55Comments(0)エアガン装備

2020年12月20日

安いDBAL-A2を買った

ツイッターで見かけた格安DBAL-A2を買ってみました。
WADSN製でアマゾンで2990円くらいでした。

DBAL-A2そのものに詳しくないのですが、結構ナウいIRレーザー的な感じ??です。
少し前は実際に機能するレプリカが2万円程度で出ていましたが、近年は本体が樹脂製になりより安い製品が出てきています。

今回は簡易なドレスアップパーツとしてAPC9Kに取り付けて見たかったので購入した感じです。

そもそもDBAL-A2やPEQ-15だとかのレーザーデバイスなんですが、本来の目的はナイトビジョンゴーグル仕様時の照準用レーザーです。
ナイトビジョンゴーグルを頭部に装着していると銃の照準器を覗くのが困難になるので、NVGで見える赤外線レーザーを照射出来るデバイスを銃に取り付けて狙えるようにする道具です。
もともとはただのレーザーサイトでしたが、じきに赤外線レーザーの他に赤外線ライト、普通のレーザーと普通のライトが1個で使えるようになったみたいです。

アメリカではレーザーの出力を抑えた民生仕様も出ているようです。可視光レーザーだったら普通のガンマニアも欲しがりそうですしね。

APC9Kには…まあ、カッコいいから着けたかっただけです。
PEQ-15は持っているのですが、取り付けると窮屈なのとデザイン上チャージングハンドル周りがとても操作性悪くなり、「リアリティ」に欠けると思いより小型なDBAL-A2にしました。



まあ、安物なので安いなりのパッケージです。
アマゾンの販売サイトを見ると実動タイプも5500円くらいで結構安いのでギミックを楽しみたい方はそっちもコスパ良さそうですね。






外装はナイロンファイバー的な素材です。思ったよりいい感じの仕上げです。
後部のメインスイッチとライト出力部のカバー以外は動きません。ゼロインダイヤル等は固定されています。が、一体には見えずしっかりボタン・ダイヤル感があります。メインスイッチは動きますがクリック感は無いので半端な位置になってしまいますので場合によっては接着してもいいかもですね。

レンズ部は空洞か蓋になっていますので、レンズキャップは閉じた状態が良さそうです。

レイルマウントは一部が金属製です。全体的に剛性感も良くあまりやわな感じはしません。
各部スクリューにインサートが入っているのでネジもしっかり固定されています。

思っていたよりいい製品です。


おなじみのLEAFサイトも樹脂製のモノが付属されます。今回はリアサイトと高さが合わなかったので着けませんでした。




付属しませんが、リモートスイッチが装着できます。2.5ミリイヤホンジャックタイプのリモートスイッチが刺さります。
ただの穴かと思っていたらしっかりジャックは付いているようです。


APC9Kに取り付けてみました。樹脂製で重量に大きな影響も無く、チャージングハンドル周りの邪魔もしないので狙っていた通りの感じになりました。
ドットサイトのみでも良かったのですが、ちょっとゴツい感じにできたのでOKです。
予備マガジンも先月ロングを3本購入したので実戦でバリバリ使えます。

ホントはライトも着けたいところですが、ライフル用のウェポンライトだとチャージングハンドルか排莢口に干渉してリアリティに欠けるのでハンドガン用のライトの方が良いかもですね。ゲームスタイル的には不要なのでこれで使うと思います。インドアは行かないですし。  
タグ :DBAL-A2

Posted by くさったみかん at 20:25Comments(0)エアガン装備