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Posted by ミリタリーブログ at

2020年04月27日

タクティカルテイラーのUCPなポーチ



新たなポーチを入手しました。
UCP陸一般装備を集め始めて思った事が、民生品ポーチが比較的入手しにくいということです。
官給品ポーチはかなり低価格で大量に出回っています。しかしそれ以外は少ない上今のサバゲー界隈の流行りがマルチカムやCB色の為かほとんど見かけなくなっているように思います。

さておき欲しかったポーチを入手しましたので紹介致します。
タクティカルテイラー製のユーティリティポーチ2種です。
タクティカルテイラー製のポーチは陸軍一般兵で結構使用例が多いようですがその割にモノが出回っていないですね…


じゃあまずは前面の小さいポケットがかわいい「ZIPPER UTILITY POUCH」から。
大きめのユーティリティポーチで裏面は上の画像の通りです。
今回入手したのはジッパーがグレーの個体ですが、黒いジッパーの個体もあるみたいです。製造年代で変わるのかな?


内側は黒い防水素材のようなモノが貼られています。ゴムバンドが両面についているので中身がぐちゃぐちゃになりにくそうですね。
内部の大きさのイメージは漫画の単行本が余裕を持って入る感じです。
写真無いですが前面のポケットはベルクロで蓋が止まっています。大きさはちょうどスマートフォンくらい?
装備的には止血帯とか包帯のようなすぐ必要な小物とかにちょうど良さそうですね。


続いてこちら。「LARGE UTILITY POUCH」です。文字通り大きいです。
縦に30cm近くあり、マチも6cmくらいあるのでフルサイズのゴーグルなどもらくらく収まります。
わかりやすいアイテムでいうとティッシュペーパーの箱くらいの大きさです。
こいつは上のポーチのついでにやすかったので買いました。


内部は特に仕切りとかは無い平凡な作りです。蓋がファステックのみなので細かいモノとかは紛失しそうですから使用頻度が低めでかさばるアイテムなどを入れて背中に取り付ける感じになりそうです。


タグは小さいやつです。マリスクリップに半分隠れていますが。


今回入手したポーチが両方とも使用されている例です。
2008年2月7日イラクのMuqdadiyahで米軍が撮影した写真からアップにして切り取っています。

左の大尉は中隊長でしょうか?将校特有の特徴あるポーチの配置をしていますね。真ん中にタクティカルテイラーのジッパーユーティリティポーチがあり、おそらくはGPSや双眼鏡、コンパスや地図、筆記用具、カメラなどの「仕事道具」が収まっているのでしょう。
紛失防止と思われるパラコードがポーチから出て小さいカラビナでOTVに直接固定していますね。

その右の人は詳細不明ですが、腰から背面に掛けてハイドレーションの他、ジッパーユーティリティポーチ2個、ラージユーティリティポーチ、民生品のマガジンポーチ(詳細知りません)を付けています。なかなかの荷物の量ですね。
想像でしかありませんが、横に大尉がいるので中尉か少尉などの小隊長クラスの将校かもしれません。

せっかくなのでこの写真に写っている大尉のようにジッパーにパラコードを付けて見ました。


ミリフォトを見た感じ、先端の穴に通しているだけの様なのでおそらくは開け閉めしやすくするために付けているヒモだと思います。
この写真の付け方だと緩んでヒモが取れてしまう可能性がありますがひとまずは雰囲気重視で。

ジッパーユーティリティポーチは上記では将校の使用例を示しましたが、階級を限らずちょくちょく見かけるポーチなのでいい買い物ができたと思っています。

今年のミリキャンは行きたいなあ 病気を撃滅したいですね。

他にも軍拡したアイテムがあるので近日中に紹介したいと思います。  

Posted by くさったみかん at 15:25Comments(0)装備

2020年04月03日

ダミーPRC-148特小無線組み込み②



今回は実物のTHALES製スピーカーマイクを加工していきます。裏の蓋を開けます。トルクス T10番です。防水用のゴムワッシャーが入っています。
他の方のブログで改造方法を解説しているところがあってそこを参考に改造しようと思っていましたが…
基板が違いました。また、実装部品やパターンも変わっており同じ方法では改造出来ない事がわかりました。

※改造作業は自己責任です。また、個体差や仕様の違いの為以下の通りに作業してもうまく行かないかもしれません。当方では一切の責を負いかねます。


ちょっと画像大きすぎたかな…

①SPKR-の線を外してGNDの場所にはんだ付け
②MIC-を外してSPKR-の場所にはんだ付け
③R2の抵抗のBATに近い側からSPKRまでジャンパー処理
④〇の場所のパターンをカッターなどで切る

こんな感じです。
加工後がこんな感じ。



はんだ付け下手なのは許してください。
実ハンドセットとアイコムの特小トランシーバーでは回路が異なっているのでそれを変換する処理をしている感じ…ですかね?
ありがたいことにマイクやスピーカーは交換や加工は必要ありません。あと、③のジャンパー処理は無くても大丈夫かもしれません。※試してません。

簡易ボリュームやイヤホンジャックも正常に使用できます。

BATって書いてあるところから出ているリード線、どうやらコネクタのFのピンに行ってるようなのですが、これってなんの為なんでしょうね。
今一つわかりませんでした。特小加工では特に用もないので放置していますが…



完成したらOTVのラジオポーチに差し込んで、ハンドマイクは肩のベルトに掛けて完成!!
カッコイイ!!!!!

あ、予算に余裕がある方はダミーラジオの特小加工は評判の高い業者さんに依頼したほうがいいですよ
失敗とかして壊しちゃったら簡単に加工依頼できる金額行きますし…

こうなると今度はブレードアンテナが実物が欲しくなりますねえ コワイコワイ
  

Posted by くさったみかん at 23:20Comments(0)装備その他

2020年04月03日

ダミーPRC-148特小無線組み込み①



ついに入手しました。THALES製 スピーカーマイク 中古。
レプリカはZ-TACから特小対応のものが出ていますが、コードがカールコードじゃないのが許せず実物を入手しました。

これでUCPなOTVがよりカッコよく決まります。

しかし問題が。ダミーのZ-TAC製PRC-148のコネクタは樹脂製のダミーで実物のスピーカーマイクやPTTなどをそのまま装着することができません。
そしてせっかくなのでトランシーバーを内蔵し実用できるようにしたい!ということで動き出したのでした。



装備系の有名店、中野WARRIORSにて部品を入手。
余談ですが、このお店がある中野ブロードウェイはすっごく難解なフロア構造をしています。仕事で中野に行っていた頃最初はよく道に迷ったもんです。道にというか、何階にいるのかもわからなくなってきます。

実物のPTTコネクタ(U-283/U)とWARRIORSオリジナルアイテムのPTTコネクタキャップ、PRC-148用PTTコネクタロックナットを購入。
他にもそそられるアイテムがたっぷりですが、予算は限られているのでまたの機会に…実アンテナとか、SUREFIRE6Pとか欲しいなあ

モノは揃ったので早速作業に入りましょう。
まずダミーラジオをバラバラに。作業で使うのは天板の部分だけです。



うーん入りませんね。天板の穴に対して実コネクタは1~1.8mmくらい大きいようです。また、角の部分が干渉するのでそこも削ります。
作業はデザインナイフを使って手作業で広げていきました。また、一部のリブなどはニッパーで除去。時々コネクタを合わせてみてどこが当たっているか見て、また削っていきます。



入りました。
リブを削ってしまったためコネクタが傾いてしまうのでプラモデルのランナーなどを使用してリブを復活させてあげました。
ロックナットは細いマイナスドライバーで丁寧に締めていきます。ちょうどいい引掛けレンチがあればキレイに締めこめるのでしょうが。



カッコイイですね。キャップはWARRIORS製はゴム製になっていてより実感的になっています。金具にヒモを通すのが大変ですが電動ガンのコネクタなどに使うような圧着ペンチがあれば簡単に取り付け出来ます。



ゴム製なのでキャップはしっかりと差し込めます。


ここからは写真が無いです。撮り忘れた?

実コネ~特定小電力トランシーバーの配線を作ります。

U-283コネクタは6本ピンがありそれぞれAからFと名称が振られています。
特小対応で使用するのはAからDの4本なのでリード線をはんだ付けしておきます。

特小無線側はアルインコ製の変換ケーブルEDS-14を加工して使用します。

U-283コネクタ側は以下の様になります。(カッコ内は実物仕様の配線)
A-スピーカー(GND)
B-マイク+(MIC)
C-マイク-(PTT)
D-スピーカー(SPK)
E・Fは使用しません。

どのピンがどれかはコネクタに刻印されています。コネクタも大き目なのではんだ付けしやすいです。
個体によっては細いピンだったり仕様が異なるようです。

特小無線側はねじ込みジャックが以下の様になります。

スピーカーはプラスマイナスどっちでもたいした影響ないと思うのでテキトーです。(厳密には影響あると思います。)

ただ、変換ケーブルを切って使うより2.5mm・3.5mmのイヤホンジャックの部品を購入しジャックを変換ケーブルに差し込んだ方が楽でしょうし、仕上がりもキレイだと思います。

組み立て後はテスターで各配線が正しいか、ショートしていないか丁寧に確認してください。
僕はショートに気づかずハマりました。

次はハンドマイク側を加工していきます。
  

Posted by くさったみかん at 22:58Comments(0)装備その他