2020年04月03日
ダミーPRC-148特小無線組み込み①
ついに入手しました。THALES製 スピーカーマイク 中古。
レプリカはZ-TACから特小対応のものが出ていますが、コードがカールコードじゃないのが許せず実物を入手しました。
これでUCPなOTVがよりカッコよく決まります。
しかし問題が。ダミーのZ-TAC製PRC-148のコネクタは樹脂製のダミーで実物のスピーカーマイクやPTTなどをそのまま装着することができません。
そしてせっかくなのでトランシーバーを内蔵し実用できるようにしたい!ということで動き出したのでした。
装備系の有名店、中野WARRIORSにて部品を入手。
余談ですが、このお店がある中野ブロードウェイはすっごく難解なフロア構造をしています。仕事で中野に行っていた頃最初はよく道に迷ったもんです。道にというか、何階にいるのかもわからなくなってきます。
実物のPTTコネクタ(U-283/U)とWARRIORSオリジナルアイテムのPTTコネクタキャップ、PRC-148用PTTコネクタロックナットを購入。
他にもそそられるアイテムがたっぷりですが、予算は限られているのでまたの機会に…実アンテナとか、SUREFIRE6Pとか欲しいなあ
モノは揃ったので早速作業に入りましょう。
まずダミーラジオをバラバラに。作業で使うのは天板の部分だけです。
うーん入りませんね。天板の穴に対して実コネクタは1~1.8mmくらい大きいようです。また、角の部分が干渉するのでそこも削ります。
作業はデザインナイフを使って手作業で広げていきました。また、一部のリブなどはニッパーで除去。時々コネクタを合わせてみてどこが当たっているか見て、また削っていきます。
入りました。
リブを削ってしまったためコネクタが傾いてしまうのでプラモデルのランナーなどを使用してリブを復活させてあげました。
ロックナットは細いマイナスドライバーで丁寧に締めていきます。ちょうどいい引掛けレンチがあればキレイに締めこめるのでしょうが。
カッコイイですね。キャップはWARRIORS製はゴム製になっていてより実感的になっています。金具にヒモを通すのが大変ですが電動ガンのコネクタなどに使うような圧着ペンチがあれば簡単に取り付け出来ます。
ゴム製なのでキャップはしっかりと差し込めます。
ここからは写真が無いです。撮り忘れた?
実コネ~特定小電力トランシーバーの配線を作ります。
U-283コネクタは6本ピンがありそれぞれAからFと名称が振られています。
特小対応で使用するのはAからDの4本なのでリード線をはんだ付けしておきます。
特小無線側はアルインコ製の変換ケーブルEDS-14を加工して使用します。
U-283コネクタ側は以下の様になります。(カッコ内は実物仕様の配線)
A-スピーカー(GND)
B-マイク+(MIC)
C-マイク-(PTT)
D-スピーカー(SPK)
E・Fは使用しません。
どのピンがどれかはコネクタに刻印されています。コネクタも大き目なのではんだ付けしやすいです。
個体によっては細いピンだったり仕様が異なるようです。
特小無線側はねじ込みジャックが以下の様になります。

スピーカーはプラスマイナスどっちでもたいした影響ないと思うのでテキトーです。(厳密には影響あると思います。)
ただ、変換ケーブルを切って使うより2.5mm・3.5mmのイヤホンジャックの部品を購入しジャックを変換ケーブルに差し込んだ方が楽でしょうし、仕上がりもキレイだと思います。
組み立て後はテスターで各配線が正しいか、ショートしていないか丁寧に確認してください。
僕はショートに気づかずハマりました。
次はハンドマイク側を加工していきます。